「仕事辞める予定だけど、一人暮らしも続ける予定なんだよなあ...。なにかしておくべきことってあるのかな?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
次の仕事が決まってから会社を辞めるということができればいいですが、
多くの人は会社をやめた後に次の仕事を探すケースが多いと思います。
仕事を辞めて別の仕事をさがす期間中でも、一人暮らしをつづけるなら実家からの援助はそこまで期待できません。
なにかトラブルが起きても、基本的には自分ひとりで対応することになります。
私自身何度も仕事を一人暮らしのときに辞めているのですが、
結論から言うと「仕事を辞める前にやっておいたほうが良いこと」は以下の3つです。
- 自分が最低限いくらあれば生活できるのか書き出しておく
- クレジットカードを1枚は作っておく(できれば2枚)
- 転職エージェントに登録しておく
...それぞれくわしく解説していきます。
目次
自分が最低限いくら生活費があればいいのか書き出しておく
私が1番大事だと思うのがこれ。
自分がストレスなく毎月生活していくには、最低限いくらお金が必要なのか、事前にその支出を計算しておきましょう。
主な生活費の内容
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 娯楽費
- 保険医療費
- その他...など
この支出をなんとなくイメージではなくしっかり紙に書いて自分の意識に落とし込むことで、
より計画的にお金が使えるし、「自分が今月いくらつかったかわからない」...という不安もなくなります。
このときに重要なのは「カツカツで生活する金額」ではなく、
「最低限これだけあればストレスをそんなに貯めずに暮らしていける」という金額を書くことです。
たとえばカツカツで10万円で生活ができるなら、
そこに2万余裕をもたせて「12万円」にするような感じです。
カツカツに生活してストレスが貯まって浪費したら意味がない
どうしてある程度余裕をもたせるのかというと見出しにも書いたように、
あまりにも切り詰めすぎてストレスが溜まって買い物や食事で浪費してしまったら意味がないからです。
そもそも仕事をやめて次の仕事に付くまでは、いわゆる「求職者」になります。
もっとストレートにいうと無職です。
もちろん転職中に生活費を稼ぐためにアルバイトをするにしても、
会社員としてはたらいていたころにくらべるとどうしても毎月入ってくるお金は減るでしょう。
これが実家暮らしなら家賃もかからず生活費もそれなりに抑えられるでしょうが、一人暮らしだとそうはいきません。
退職前にいくらか貯金をしていたとしても、あまりお金に無頓着になりすぎると残高も早く減るし、
それにあわせて「生活できるかな」...というストレスや不安も大きくなっていきます。
なかなか次の勤務先が決まらなければ尚更です。
実家ぐらしでも一人暮らしでも収入の身の丈にあった生活はする必要がありますが、
その節制した生活すぎてストレスや不安がたまりすぎて反動が起きてしまったら本末転倒です。
だからこそ、少し余裕をもたせた生活資金を設定するようにしてください。
できれば辞めてから半年暮らせる貯金があればよし
「会社を辞める前にどのくらい貯金があればいいんだろう」...と考える人も多いと思います。
こればかりは上を見てもキリがないですが、とりあえず半年暮らしていけるぐらいの金額があればまあ良いのではないでしょうか。
もちろん仕事を辞める年齢や就活の進み具合にもよるので、1つ参考程度にしてください
仮に月に12万で生活できるなら、その6ヶ月分の72万円。
もうすこし上乗せして80万円くらいあれば安心できそうです(アルバイトの収入や税金の支払いは含めず計算しています)。
また、場合によっては失業手当ももらえる場合が一定期間給付される可能性もあります。
くわしくはハローワークなどで聞いてみて下さい。
クレジットカードは1枚は作っておく(できれば2枚)
仕事をやめる前にすでに持っているなら問題ないですが、クレジットカードは会社員のときに最低1枚は作っておきましょう。
磁気不良で使えなくなるリスクを考えると、さらにもう1枚(合計2枚)あると万全です
今はアルバイトでもクレジットカードはかなり作りやすくなっていますが、
さすがに無職だと審査に通るハードルが一気に上がっていきます。
もちろん無職だったら絶対NG...というわけではないですが、収入が安定していて審査も通りやすい会社員のほうが作りやすさは段違いです。
ネットでの買い物など、現金が使いにくい場面で役立つことが多いのでぜひ1枚は作っておきましょう。
転職エージェントに登録しておく
すでに仕事を辞めることはきまっていて、その上でまだ次の職場が決まっていないなら、
在籍中の間に転職エージェントには登録しておきましょう。
転職エージェントってなに?
転職の仲介サービスを無料でしてくれるサービスのこと。前もって自分の経歴ややりたい仕事を伝えておき、その情報を元にして希望の転職ができるように企業とマッチングします。
もちろん転職の仲介としての経験も豊富なので自分で1から求人を見つけて応募する....よりも希望の就職先がより見つかりやすくなります。
「会社をやめたあとで登録するんじゃだめなの?」...という人もいるでしょうし、
退職してからゆっくり探したいという意見もわかります。
ただエージェントへの登録自体は在籍中でもできるので、
前もって行動しておいたほうが次の仕事に就けるスピードも当然早まります。
それに会社を辞める直前というのは次の担当者の引継ぎなどでいつもよりエネルギーをつかいますし、
いざ辞めたら辞めたで開放感がえげつなくてしばらくボーッとして過ごしてしまう...ということも起きがちです。
もちろんある程度の休養は必要ですが前もってエージェントに登録しておくことで、
最低限の緊張感を持っておくことはわるくないでしょう。
とりあえず1社だけ登録しておくなら『doda』がおすすめ
「でも転職エージェントってなんかよくわからないし、どこに登録すれば良いんだろう...」
...こういった方がとりあえず1つ登録するなら、大手転職エージェントの『doda』がおすすめです。
公式サイト:転職ならdoda
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する日本最大級の転職サービス業。
日本を代表する転職仲介サービスの1つで、CMで見たことがある人も多いと思います。
日本には転職サービスがたくさんあるなか、やはり大手サイトだけあってサポート体制も充実。
dodaはココがおすすめ
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- 採用に向けた書類の書き方、面接方法など具体的なアドバイス
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過去の転職経験者の蓄積されたノウハウの中から、エージェントがその人ごとにあったサポートをしてくれます。
また求人のジャンルも営業系、エンジニア系をはじめ、技術職、事務職、販売など豊富。
求人募集地はやはり関東や関西の都市部が多いですが、決して地方の求人もゼロではありません。
「できれば地元ではたらきたい」という求職者の方のニーズにもしっかりと答えてくれるでしょう。
大手サイトだけあって信頼性も高く自己PRや応募など自分で就活をしていて「めんどくさい」と感じることを、
代行またはサポートしてくれるのも大きなメリット。
とりあえず転職をはじよう、あるいははじめたばかりの初心者の人にはかなりおすすめです。
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転職エージェントに登録しつつ自分でも仕事は探そう
転職エージェントに登録すれば全部OK!...というわけではなく、
自分自身でも仕事はさがして応募をしていきましょう。
エージェントは転職活動に関する手続きを代行してくれるので便利ですが、
基本的にはエージェントが探してきた仕事にしか応募ができません。
もちろんエージェント会社には長年の経験があるので自分で探すよりもマッチングの精度は高いでしょう。
しかし、企業を選ぶ自由度で言えば自分でさがしたほうが上なのは間違いありません。
当たり前ですがエージェントも人間なので求職者との相性もあります。そこがこじれると転職活動もスムーズに進まない...ということもあるでしょう
同居人の干渉も受けにくいのも一人暮らしのメリットです。
エージェントだけに頼るのではなく、自分でも積極的に求人サイトなどで仕事を探していきましょう。
おわりに
いままでの内容のおさらいはこちら。
- 自分が最低限いくらあれば生活できるのか書き出しておく
- クレジットカードを1枚は作っておく(できれば2枚)
- 転職エージェントに登録しておく
こういった用意を辞める前にしておけば辞めてから切羽詰まるよりも、
より精神的にも安心できると思います。