仕事

グレー企業とはいったいなに?特徴やブラック企業とどう違うのか解説します

投稿日:2020年10月5日 更新日:

 

「ネットでたまに『グレー企業』って見るけど、ブラック企業となにがちがうのかな...?」

 

この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。

 

ブラック企業とホワイト企業はなんとなくイメージできるけど、

グレー企業ってどういうものかわからない人も多いと思います。

 

もしかしたら自分の会社ってグレー企業?...って不安な人もいるかもしれませんね。

そこで具体的にどんな特徴があるのか調べてみました。

 

大前提として、その会社がブラック、グレー、ホワイトのどれに当てはまるかはその人の感覚によって左右されます。「私の感覚ではそれは違うけどなー」と思う人もいるかも知れませんがご了承下さい。

 

目次

グレー企業の特徴:ホワイトよりはきびしくブラックよりはゆるい

 

 

まず結論から言うと、グレー企業の特徴を一言でまとめるなら「ホワイト企業ほど労働環境はよくはないが、ブラック企業ほどきびしくはない」というものになります。

まさに名前の通りグレー。

 

「ホワイト寄りのグレー」よりも「ブラック企業に近いグレー」...のようにマイナス気味のニュアンスで語られることが多いです。

あとでも詳しくお話しますが、パッと例をあげるとこんな感じ。

 

  • ホワイト企業:残業代はもちろん全額支給
  • ブラック企業:定時までには絶対に終わらない仕事を与えてもちろん残業代も1円も払わない
  • グレー企業:残業代は払うが全額支給ではない

 

...あらかじめ言っておくと、残業代を払う=絶対100%ホワイト企業!というわけでもないです。

その他の労働環境によってはブラック、グレー企業の条件を満たしている場合もあります。

 

あくまでわかりやすく比較するためのたとえ話の1つだとお考え下さい。

 

「いやいや、グレー企業って表現がアバウトじゃね?特徴がいまいちわからん」って思う人もいるかもしれません。

ただ、「グレーゾーン」など白でも黒でもない曖昧な状態を指すことにもグレーという色は使われるので、

グレー企業についても明確な定義はなく「なんとなくこんな感じ」というイメージで捉えていただければと思います。

 

キリン
そもそもブラック企業に勤めてても「え?別に私はブラックだなんて思ってないけど」...って人もいるだろうし、それ以上に曖昧なグレー企業をハッキリ定義するのはむずかしいよね(汗)

 

グレー企業といわれる基準の目安まとめ

 

ではグレー企業といわれる基準って、もっと具体的に言うとどんなものがあるのでしょうか。

 

  • 台風が直撃するとき「自宅待機」とも「這ってでも来い!」ともいえない微妙な対応
  • 風通しは悪くないが残業代はでない
  • 残業代はでるが○時以降はでない
  • 社内ルールが雑なところと異様にきびしいところがある
  • 仕事は楽だけど週休1日
  • 始業30分前に来なくちゃいけない雰囲気がなんとなーくある
  • 有給はとれるけど理由を聞かれる
  • 休憩終了10分前には仕事のもどる雰囲気がある
  • 離職率が17%
  • パワハラほどじゃないけどネチネチ言う人がいる
  • 訴えるほどの会社でもないからしぶしぶ仕事をしている...など

 

思いつく限りではこんな感じです。

ホワイトな労働環境をめざして頑張っている!...というよりも、

なんとかブラックにならないように踏みとどまっているという企業が多いイメージですね。

 

キリン
業界平均とくらべての離職率とか、台風みたいな災害がきたときの反応とかでおおよそ検討つきそうだね。

 

完全なブラック企業、ホワイト企業は存在しない?

 

 

ちなみにWikipediaには「ホワイト企業」と「ブラック企業」それぞれのページがあります(グレー企業はありません)。

それぞれを引用するとこんな感じです。

 

ホワイト企業(ホワイトきぎょう)とは、就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低い、各種法令や社内規則を遵守しているなどから入社することが好ましいとされている企業。

反意語にはブラック企業という言葉が存在しており、従業員への待遇が酷い企業という意味で使われている。

引用元:ホワイト企業

 

ブラック企業(ブラックきぎょう、(和製英語で造語)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは違法行為、不法行為、脱法行為などにより従業員に無給の残業・朝残業などの不当な労働を強制したりパワハラなど人権を踏みにじったり心身を傷つける行為を日常的に行っている企業もしくはそのような行為を行ってる社員を放置、黙認している企業のことである。(中略)

「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある。対義語はホワイト企業。

引用元:ブラック企業

 

まあ、私たちがなんとなくイメージするものとそんなに大きくは違わないですね。

しかしブラックかホワイトかというのは実際に評価するのはそこで働いている人が評価する以上、

完全なホワイト企業、完全なブラック企業というのはほとんど存在しないのではないでしょうか。

 

ちなみに私の考える完全なブラック企業は(いろいろな要素があるもののそれを差し置いて)「長いあいだ従業員に給料が全く払われない」だと思っています。

でも、そういう会社はだいたい経営が傾いているのでそのうち潰れるでしょう

 

たとえば「高給で残業もまったくないが業務内容は単調」な仕事は多くの人から見ればホワイトですが、

自分にプレッシャーをかけて成功したい!やりがいを感じたい!...と思っている人は(ブラックとは感じないかもですが)そう思わないかもしれません。

 

逆に「残業ばっかで営業ノルマもきついしサビ残で人間関係も最悪で離職者も多い」のようなブラック詰め合わせのような企業でも、

ノルマを達成できてやりがいを感じる人や営業が好きな人からしたら人間関係の悪さを差し引いてもホワイトだと感じるでことしょう。

 

上で上げたのはまあまあ極端な例ですが、会社の環境のすべてに満足している!...という人はなかなかレアだと思うので、

日本の企業には多かれ少なかれ(ブラックほどではないにしろ)グレーな部分は含まれていると思います。

 

自分の会社は「グレー」だと思ってる人も多い

 

では、働いている人は自分の会社の労働環境をどのように感じているのでしょうか。

マイナビ学生の窓口フレッシャーズというサイトが2015年に働く男女469名にアンケートを実施してるので引用します。

 

Q. あなたの会社は、ホワイト、ブラック、間のグレーだとどれだと思いますか?

●1位「グレー」……43.5%

○2位「ホワイト」……41.1%

●3位「ブラック」……15.3%

判断しづらい微妙な企業にお勤めの人、多いんですね……。しかし、ホワイトという人もそれと同じくらいいます。

引用元:あなたの会社は……ブラック? ホワイト? それともグレー? 最多はグレー「楽だけど給料少ない」「残業代は出る」

...このように僅差で自分の会社のことをグレーだと思っている人が1位でした。

 

ブラックが意外と低いことからも「そこまで労働環境はひどくないけど、ブラックというほどでもない」、

という考えの人も結構多いのかなーと思います。

 

グレー企業をやめようと思ってるなら前もって転職エージェントに登録しておこう

 

 

もしも「グレーな会社だしそろそろ転職しようかな」...と考えているなら、

次の就職のためにとりあえず転職エージェントに登録しておくのがおすすめです。

 

転職エージェントってなに?

転職の仲介サービスを無料でしてくれるサービスのこと。前もって自分の経歴ややりたい仕事を伝えておき、その情報を元にして希望の転職ができるように企業とマッチングします。

もちろん転職の仲介としての経験も豊富なので自分で1から求人を見つけて応募する....よりも希望の就職先がより見つかりやすくなります。

 

「会社をやめたあとで登録するんじゃだめなの?」...という人もいるでしょうし、

退職してからゆっくり次の仕事は探したいという意見もわかります。

 

ただエージェントへの登録自体は在籍中でもできるので、

前もって行動しておいたほうが次の仕事に就けるスピードも当然早まります。

 

それに会社を辞める直前というのは次の担当者の引継ぎなどでいつもよりエネルギーをつかいますし、

いざ辞めたら辞めたで開放感がえげつなくてしばらくボーッとして過ごしてしまう...ということも起きがちです。

 

もちろんある程度の休養は必要ですが前もってエージェントに登録しておくことで、

最低限の緊張感を持っておくことはわるくないでしょう。

 

 

とりあえず1社だけ登録しておくなら『doda』がおすすめ

 

 

「でも転職エージェントってなんかよくわからないし、どこに登録すれば良いんだろう...」

...こういった方がとりあえず1つ登録するなら、大手転職エージェントの『doda』がおすすめです。

 

公式サイト:転職ならdoda

 

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する日本最大級の転職サービス業。

登録会員も560万人以上いる代表する転職仲介サービスの1つで、CMで見たことがある人も多いと思います。

 

日本には転職サービスがたくさんあるなか、やはり大手サイトだけあってサポート体制も充実。

 

dodaはココがおすすめ

  • 50000件を超える安定した公開求人数
  • 今後のキャリアについての面談
  • 採用に向けた書類の書き方、面接方法など具体的なアドバイス
  • 気になるリストを登録するとマッチングしたときに通知が届く
  • 企業との面接日程や採用スケジュールの調整...など

 

これだけの内容が、なんと無料で受けられるのでお得です。

過去の転職経験者の蓄積されたノウハウの中から、エージェントがその人ごとにあったサポートをしてくれます。

 

また求人のジャンルも営業系、エンジニア系をはじめ、技術職、事務職、販売など豊富。

 

求人募集地はやはり関東や関西の都市部が多いですが、決して地方の求人もゼロではありません。

「できれば地元ではたらきたい」という求職者の方のニーズにもしっかりと答えてくれるでしょう。

 

大手サイトだけあって信頼性も高く自己PRや応募など自分で就活をしていて「めんどくさい」と感じることを、

代行またはサポートしてくれるのも大きなメリット。

 

とりあえず転職をはじよう、あるいははじめたばかりの初心者の人にはかなりおすすめです。

 

\TRY NOW!/

※dodaの公式サイトにリンクします

-仕事

© 2024 はたらき資格 Powered by AFFINGER5