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最終面接でなぜ印鑑持参?その意外な理由を解説します。

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「今度の最終面接で『印鑑を持参ください』って言われたけどなんでかな?もしかしてその場で内定・・・!?」

 

この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。

 

いままで普通に面接を進めてきて、いきなり最終面接のときに印鑑が必要になるととまどいますよね。

しかもかならず全ての企業が「印鑑を持参ください」というわけではありません。

 

状況が状況なだけに「その場で内定書にハンコ押すのかな・・・?」と考えるてしまう人もいると思います。

 

ではどうして最終面接で印鑑持ってきてくださいと言われるのか、調べてみました。

 

目次

最終面接で印鑑が必要なよくある理由は「交通費の支給」

 

 

まず結論から言うと、最終面接で印鑑が必要になるよくある理由は交通費の支給です。

 

基本的には複数回面接をするときでも企業は交通費は支給しません。

すべて応募者の自己負担になります。

 

ただし、たまに最終面接のみなど、特定のケースについては交通費を支給してくれる会社もあります。

交通費は適切な場合はその会社は経費として処理できるのでその手続の一環として、

支給するための承諾書に押すために印鑑が必要になるということです。

 

全額支給なのか一律○○円までなのかはその企業次第です。大抵のケースでは後日振込みになります。

 

最終面接までになると企業としても内定を出すかどうかは別として、

「せっかくここまで何度も着てもらったんだから」...というねぎらいの気持ちもあるのでしょう。

 

また、ここで仮に不採用だったとしても応募した側も「まあ、最後に交通費もらえたしな」...と感じるので、

何も支給がないときと比べたら企業へのイメージはそこまで下がりません。

 

今回は「募集する側」と「募集される側」の関係ですが、

今後は募集する側が「お客」として募集される側の企業のサービスを受けることも普通にありえます。

 

企業としても将来のお客様になるかも知れない人に対して、できるならイメージは下げたくないですからね。

 

印鑑が必要だといわれたら自宅から会場までのルートがいくらかかるのか前もって計算しておくといいでしょう。

 

キリン
私も就活のとき最終面接で「印鑑を持ってきてください」っていわれたときは交通費の支給だったよ!

 

「個人情報取り扱い同意書」に印鑑が必要なことも

 

 

最近では交通費と同じくらい(それ以上?)、この理由で印鑑が必要になるケースも増えてきました。

 

「個人情報取り扱い同意書」とは、「預かった履歴書・職務経歴書は個人情報保護法にしたがって厳重に管理します」...ということに関する書類です。

 

もっとざっくり言うと「あなた名前や住所などのデータを会社外の誰かに渡すような変なことには使いません」みたいな感じです。

 

もしかしたらアルバイトや派遣会社に登録するとき「似たような書類にたくさん名前を書いたなー」という人も多いかも知れません。

 

面接のときこの書類に同意するために印鑑が必要になることがあります。

 

自筆のサインでも問題ないことも多いですがその会社内で管理するための他の書類にも捺印が必要なことがあるので、

「印鑑持参」といわれたら忘れずにしっかり持っていきましょう。

 

健康状態(病歴)に関する申告書にも印鑑が必要

 

面接のときにこういった健康状態(病歴)に関する申告書に捺印を求められることがあります。

 

どちらかというと新卒で就活をしている人よりも、ある程度年齢を重ねて転職活動をしている人向けによく出されます。

 

もし採用したとしても入社してすぐに病気が悪化して退職...などの企業側のリスクを下げるため、

事前に健康であるという意思表示のために印鑑が必要になります。

 

その場で雇用契約書や内定書類を渡されたらすぐハンコを押すのは注意しよう

 

ただし会社によっては面接で印鑑持参と言われたら、

本当にその場で雇用契約書や内定に関する書類を用意されることがあります。

 

募集の内容に「急募!」「即決採用」「面接は1回だけ」などとにかく人手がほしい雰囲気が感じられる会社は(もちろんすべてでは無いですが)そういった可能性があります。

 

もちろんその場で内定がでるのは喜ばしいことですが、すぐに契約書にハンコを押すのは注意してください。

 

もしかしたら出された書類の内容は求人サイトに載せていた会社の労働条件とは(悪い意味で)話が違うことがあるかもしれません。

 

  • 給料がかなりすくない
  • 勤務地がかなり遠い場所だった
  • 年間の休日数がすくない
  • 開始時間が求人内容よりかなり早い
  • 正社員雇用のはずが非正規雇用になっていた...など

 

もちろん中には本当にあなたを採用したいと思ってすぐに書類を用意したのかも知れませんし、

書かれている条件自体も求人内容となんら違いはないかもしれません。

 

相手を疑うのはよくないですがあとから「話が違うじゃないか!」とならないように、

勢いにまかせて書類にあまり目を通さずいきなり印鑑を押すのは避けてしっかりと内容を確認しましょう。

 

おわりに:言われてなくても面接に印鑑は持参しておくのがベター

 

以上、最終面接でなぜ印鑑が必要なのか...についての記事でした。

 

なかにはいきなり雇用契約書に捺印されそうになるケースもありますが、

基本的のは面接にいくときは何も言われてなくてもとりあえず印鑑は持参しておくのがベターです。

 

企業の中には「印鑑は言われなくても当然持ってくるもの」と考えているところもあるので、

その前提で上でも書いたような個人情報の扱いの同意書などを用意しているときもあります。

 

現地についてからそのことを知って「すいません、持ってきてないです」...と謝ることになるくらいなら、

念のために持参しておいたほうが無難でしょう。

 

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