「パチ屋のバイト、しんどいからやめたいなあ・・・どうやってうまく切り出したら良いのかな?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
パチンコ店(以下、パチ屋)は高時給なバイト先として有名ですがかなり体力が必要だったり、時にはクレーマーの相手をしたりと、肉体的にもかなりハードな仕事だという声も多いです。
中には常に「辞めたい!」と考えている人もいると思いますが、いざすんなりと辞めるためにはどうやって切り出したら良いでしょうか?調べてみました。
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目次
パチ屋のバイトを辞めたいときの切り出し方
まず結論から言うと、パチ屋のアルバイトを辞めたいと感じたとき、うまく辞められる切り出し方は以下のとおりです。
- 学生:学業、就活に専念するため
- フリーター:別のバイトや、就活、やりたいことに専念するため
- 両方:家庭、自分の健康の事情のため
こういった理由であれば(仮に建前であっても)正当性が高いので、特にバイト先ともしこりを残さずに辞めることができるケースがほとんどでしょう。
もちろん、「絶対にこの言い回しじゃないとダメ!」というわけではないので、自分なりにアレンジして使ってみてください。
「特に就活の予定も、自分のやりたい仕事もないけどとりあえずバイトは辞めたい」...という人は、1番下の家庭や自分の健康のことを全面に出して伝えると、相手も引き止めはしづらくなると思います。
バイトを辞めるときはあまりホンネを言わないことが吉
仮に「仕事がきつい」「むかつくお客が多い」と思っていても、責任者に辞めることを切り出すときはそういったホンネはあまり言わないほうがあまりわだかまり無く辞められます。
「仕事がきつい」みたいな理由を伝えると、「いやいや、そんなことじゃ他の仕事も続かないぞ?」「根性があまい!」みたいに返されることもあると思います。
まあ、その言い方は正論なんですけど、そういう引き止め方がめんどくさいと感じるなら、やはり正当性が高い理由のほうが無難です。
ただしいきなり「次の日から来ません」というのはトラブルに発展する可能性があるので、できるだけ早いタイミング、遅くとも2週間〜1ヶ月くらい前には伝えておくことをおすすめします。
もしくはすぐに辞めさせてもらえないとしても、「バイトを続けるとしてもシフトに入れる日は大幅に減ります」のように、自分がこれからは今まで通りの仕事量はこなせないという意思表示はハッキリ伝えておきましょう。
パチ屋のバイトを辞めたいよくある理由
パチ屋のアルバイトをしている人が、よく「辞めたい」と思うタイミングはこんな感じ。
- 職場の人間関係が体育会系でつらい
- 先輩、店長が怒鳴ってきて怖い
- 店内がずっと大音量で耳鳴りがひどい
- 照明がすごく明るいので目がチカチカする
- 夜遅くまでの勤務が多いので大変
- ドル箱が重くて上げ下げがきつい
- ずっと立ちっぱなしで足腰に負担がかかる
- 客層は決して良くないので接客がストレス
- 機嫌が悪いお客さんに怒鳴られる
- 土日も営業なので休めない
- 希望のシフトに入れない...など
もちろん職場の雰囲気によって多少は異なりますが、割といくつか当てはまる人も多いのではないでしょうか。
お店によっては体力、メンタルともに不調になりやすい
接客スキルはそこまで必要ないお店も多いですが、失礼ながら扱っているサービスがサービスなのでパチンコ店の客層は決していいとは言えません。
もちろん普通にパチンコを打ちに来ているお客さんがほとんどです。ただ中には競馬や競艇のように「このお金にすべてを託す!負けたらおしまいだ!」...のような、まさに「背水の陣で打ちに来る人」も一定数います。
「そういうお客もいる」と言ってしまえばそれまでですが、そういう人たちはスタッフにもイライラした態度で喧嘩腰だったりするのでかなりストレスは溜まります。
また冒頭でも書いたようなドル箱の持ち運ぶ重労働に加え、大音量と異常に明るい照明を浴びつづけて精神的にも肉体的にも不調になる人も少なくありません。
また大抵のパチンコ屋は朝10時〜23時ごろまで営業していて、ずっと通しでシフトに入るならもちろん勤務時間も長くなりますし、閉店後も片付け作業があるのでとにかく長時間労働になりがちです。
自分が望んでそういうシフトに入るなら良いですけど、希望が通らずに長時間勤務になったらかなりしんどいですよね・・・。
時給が高いのはメリットですし、すべてのお店がとてつもないブラック...というわけではありませんが(実際わりと楽なお店もあるようです)、向き不向きはハッキリ分かれるバイトだと思います。
とくに地域の中でも大きいお店でお客さんも多く来店する場合は、やはり仕事のきつさもそれに比例することが多いようです。
学生のパチ屋バイトを辞めるときの切り出し方:学業、就活に専念
学生のパチ屋のバイトであれば、辞めるときは学校に関連付けた理由を伝えることが一般的です。
よくある切り出し方
- 「ゼミの研究が忙しく、学業に専念したいのでアルバイトを辞めたいと思います」
- 「部活動(サークル)がかなり忙しくなってきたので、出勤時間を確保するのがむずかしく、アルバイトを辞めたいと思います」
- 「就職活動が始まり、面接やインターンシップなどに時間を使いたいと考えているので、アルバイトを辞めたいと思います」
もともとバイト先も学生を採用している以上、こういった理由で辞める時期が来るというのは計算に入れています。
特に学生街にあるパチンコ店なら、当然バイトにも大学生くらいの年代が多いはず。
いままでのバイトOBの人たちもこういった理由で辞めている可能性が高いので、割とすんなりと受け入れてくれるでしょう。
フリーターのパチ屋を辞めるときの切り出し方:他のバイト、就活に専念するため
フリーターがバイトを辞めるときは、就職活動、新しいバイト先(就職先)が決まった、あるいは自分のやりたいことに専念するなどの理由が切り出し方としては無難でしょう。
よくある切り出し方
- 「将来のことを考えて正社員の就職活動をするため、アルバイトを辞めたいと思います」
- 「深夜までの仕事は体力的にきつく、日勤の○○のアルバイトに採用されたので、この仕事を辞めたいと思います」
- 「現在○○の分野に興味があり、専門学校へ入学することになりました。勉強に時間を割きたいので辞めたいと思います」
切り出す時期の選び方は考えなければいけませんが、もしもなかなかバイト先が辞めさせてくれない...ということであれば「すでに他の仕事に採用が決まった」という事実を伝えれば、やめたい理由の説得力がアップしますし、相手も速やかに対応してくれるでしょう。
また、もし辞めたいということであれば、「自分が正社員へ就活中であること」「こういう分野へ進みたいと考えていること」をバイト中に店長などにそれとなく伝えておき、前もって少しづつそういった理由でシフトを減らしていくのも効果的です。
バイト先としてもいきなり辞められるより、次のバイト人員を確保するまで余裕があるほうが助かりますからね。
...もちろん何度も言うように、本当は「正社員になる」みたいな予定がなく、「ただ仕事がきついから辞めたい」というときでも、トラブルを長引かせないためにこういった言い回しを使うほうが無難です。
学生、フリーター両方で使える切り出し方:家庭、健康の事情のため
学生でも、フリーターでもどちらでも効果的に使える辞め方が「家庭や自分の健康の事情のため」です。
もちろん家族に関係する場合だけでなく、自分自身の生活の状況が変わったときにもつかえる抜群の切り出しだと思います。
よくある切り出し方
- 「家庭の事情のため辞めたいと思います(理由すら言わずに強引に押し切るパターン)」
- 「このたび別の地域に引っ越すことになりましたので、アルバイトを辞めたいと思います」
- 「家業のサポートをするため、実家に戻ります。そのため仕事をやめたいと思います」
- 「家族の介護をすることになったので、仕事を辞めたいと思います」
- 「腰痛や耳鳴りがおさまらないので仕事を辞めたいと思います」...など
自分の家庭や健康上の理由であればバイト先としても口出しはしにくいので、辞めやすい理由の1つになります。
また、「マジで辞めたいけど学校は忙しくない(または他にやりたい仕事もない)し、理由を考えるのが面倒」...という人にも使いやすい切り出し方だと思います。
また、パチンコ店の場合は腰痛や耳鳴りのリスクがどうしてもあるので、会社としてもそういった事情でアルバイトが退職していることも経験しているはずなので健康上の理由でも理解はしてくれるでしょう。
「人手が足りない」と引き止められるならバイトを辞めたい日をハッキリ伝えよう
こういった理由でバイトを辞めたいと切り出しても、店長からは「仕事が忙しいから無理」と引き止められてしまうケースもあります。
辞めたい側としてはやっかいなことこの上ないのですが、こちらの有効な解決方法としては「○○日に辞めます」と、自分が退職したい期日をはっきり伝えることです。
雇用期間に定めのないアルバイトであれば、退職意思を伝えた2週間後には辞められることになっており、会社や店舗は、これに従う必要があります。
(中略)適切な期間に退職意思伝えているのにもかかわらず、辞めさせてもらえない場合は、「退職届」を郵送するという方法があります。やり方は、まず、退職届を作成して封筒に入れ、「内容証明郵便」か「配達証明」で送るのが良いでしょう。
全国展開しているようなチェーン店であれば、退職届のフォーマットがあることが多いため、そのフォーマットを使用します。
(中略)このように、このいずれかの郵送方法で、退職届を確実に送付したことを証明できるように残しておきましょう。
引用元:https://townwork.net/magazine/knowhow/taishoku/baito_taishoku/6541/
もちろん上の引用のように、前もってやめる意思表示をしておくことは必要ですが、アルバイト先も「求人掲載 → バイト採用」までは十分期間は取れます。
また、チェーン店なら次のバイトが決まるまでは、他店からヘルプを呼ぶことも可能です。
そもそも上でも書いたようにアルバイトは「辞める前提」で採用されてますから、事前にしかるべき手続きをしているならどんなタイミングでやめても構いません。
また、パチンコ店はほかのアルバイトにくらべて時給が高いというメリットがあるので(時給1,500円とかも普通にある)、募集をかければ比較的集まりやすい部類。
余裕をもって退職予定日を伝えておけば「人手不足だから...」という理由で引き止められるリスクも少なくなります。
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