「ビックカメラでポケットWiFiのレンタルってできるのかな?なんでもあるからできそうな気がするけど、どうなんだろ...」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
引越しや実家への帰省のときにネット環境がない場所でも、事前にポケットWiFiをレンタルしておけばパソコンで調べ物をしたりスマホも通信制限を気にせず遊べるので便利ですよね。
では、大手家電量販店の「ビックカメラ」ではレンタルWiFiサービスは行っているのでしょうか?調べてみました。
目次
ビックカメラではポケットWiFiのレンタルはしていない
まず結論から言うと、ビックカメラではポケットWiFiのレンタルサービスはしていません。
2020年10月現在、ビックカメラは全国で50ヶ所以上に出店していますがどの店舗でもポケットWiFiレンタルは不可。
特定の店舗では例外として貸し出しOK...というわけでもありません。
ビックカメラの各携帯キャリアのブースなどでポケットWiFiを契約することはできますが、それはあくまでレンタルではなく月額課金制。「借りた日数だけ料金を支払う」というシステムではないので注意しましょう。
「実家に1週間だけ帰るからWiFi端末をレンタルしたい」...という人にはビックカメラは不向きということですね。
WiMAXのレンタルサービスなら以前はしていた。
ビックカメラではポケットWiFiではなくWiMAX端末のレンタルサービス(BIC WiMAX)を店舗でしていましたが、こちらも2018年9月にサービスの受付を終了しています。以下、公式サイトからの引用です。
WiMAXサービスの終了に先立ち、2018年9月30日をもちまして、WiMAXサービスの新規加入のお申込み受付を終了いたします。(中略)
サービス終了となるBIC WiMAX SERVICEの対応プラン
・「BIC定額 年間パスポート」
・「BIC定額」
・「BIC定額 Wダブル」
・「BIC 1Day」
この中でレンタルサービスとして対応していたのは「BIC 1Day」ですが、1日のレンタル料が572円とポケットWiFiの格安サービスとくらべるとちょっと高めでした。
このレンタル料は長く借りても割引はないので、ビックカメラが近くにあるから受け取りたい!...という人たち以外にはそこまでお得なサービスではなかったのだと思います。
他の家電量販店でもポケットWiFiのレンタルはなし
残念ながら、ビックカメラ以外の有名な家電量販店でもポケットWiFiのレンタルに対応しているところはまずありません。
- ビックカメラ:レンタルしていない
- ヨドバシカメラ:レンタルしてない(関連記事)
- ヤマダ電機:レンタルしていない
- エディオン:レンタルしていない
- ケーズデンキ:レンタルしていない
- コジマ:レンタルしていない
- ジョーシン:レンタルしていない
ごく一部の店舗では店頭ではレンタルできる...ことはあるでしょうが、あくまで例外。
全国どこでもそのお店に行ったら借りられるというのはむずかしいでしょう。
以前までWiMAXの端末なら一部のビックカメラやヤマダ電機の店舗でもレンタルできていたのですが、こちらもすでにサービスは終了しています。
「WiFiレンタルおすすめ.info」さんの記事に詳細が書かれていたので引用します。
というのも、WiMAXを提供している大手企業、UQコミュニケーションズがヤマダ電機やエディオン、ビックカメラなどの家電量販店でTry WiMAXという、WiMAXを15日間無料で体験できるレンタルサービスを提供していたのです。
しかし、現在ではビックカメラなど店頭からのTry WiMAXの申し込みは終了しています。(インターネットでは受付中)
そもそもポケットWiFiのレンタルサービスをしているところは土地代のコストを浮かせるためにネットでのみ受付をしているところがほとんどです。
また端末の受け取りも基本的には宅配や空港カウンターのみ。
実店舗で受け取りできるサービスもありますが、上でも書いたように人口の多い東京や大阪などに窓口がある事業者だけです。
家電量販店は都会でも敷地がかなり広くて土地代もかかるでしょうから、レンタルサービスを実施したとしてもコストに見合わないのかも知れません。
TSUTAYAならポケットWiFiのレンタルができる
WiFiレンタルサービスを導入しているTSUTAYA上本町店
ビックカメラのような家電量販店ではありませんが、大手CD・DVDレンタルショップの「TSUTAYA」では一部店舗でのみポケットWiFiのレンタルサービスをしています。
おそらく実店舗でWiFiレンタルサービスの受付をしているかなりレアなお店だと思います。
もちろん月額契約ではなくちゃんとしたレンタルサービスです。
TSUTAYAのWiFiレンタルの内容・料金:安いけどデメリットも多数ある
レンタル期間 | 7泊8日(固定) |
レンタル料金 | 2,200円(SoftBank 501HW) 2,640円(SoftBank 601HW) |
延滞料金 | 550円 / 1日ごと |
即日レンタル | ◯(店内の在庫による) |
受け取り | 店頭受け取り |
返却 | 店頭返却 |
配送料 | なし |
レンタル端末 | SoftBank 501HW SoftBank 601HW ※店舗によっては片方のみの場合あり |
通信速度 | 最大187.5Mbps(501HW) 最大350Mbps(601HW) |
データ容量 | 3GB / 1日 |
7泊8日で2,200円〜2,640円というのは他のWiFiレンタルサービスの同じ日数のプランと比べても1,000円ほど割安。
しかもTSUTAYAの店舗で受け付け・返却をするので端末の送料もかかりません。
借りられる端末はSoftBank 501HW、SoftBank 601HWの2種類で、どちらも4G LTE電波の日本での人口カバー率は99%。
大抵のところではネットに繋がると考えたら心強いですよね。
私も田舎の実家がネット回線を引いてないので、帰省のときは一時期ずっとTSUTAYAのレンタルWiFiを使ってました。ただ今は後述のデメリットが気になり始めたので別のレンタル事業者に移ってます。
ただし、レンタルプラン・レンタル端末を選べないこと、店舗に行かないと在庫があるかわからないこと、なにより(TSUTAYAがサービスに力を入れてないのか)全国チェーンなのにレンタルできる店舗が少ないなどのデメリットも多め。
公式サイトでも「WiFiレンタル」で絞り込み検索ができないので、本当に実施してるかは各TSUTAYA店舗のブログを見たり、実際に行ったり連絡したりするしかありません。
近くのTSUTAYAがサービスを実施してて、1週間ぐらい借りたい人にはおすすめのサービスですが、それ以外の人はちょっと高くなってもネット申し込みができる事業者を選んだほうが良いでしょう。
なお、同じくCD・DVDレンタルで有名な「ゲオ」でも調べてみましたが、WiFiレンタルサービスはしていませんでした。
おすすめのレンタルサービスは『WiFiレンタルどっとこむ』
ではWiFiのレンタルサービスでどこが使いやすいかというと、特におすすめなのは『WiFiレンタルどっとこむ』です。
【公式サイト】WiFiレンタルどっとこむ
業界のなかでも大手なので名前を知っている人も多いかと思います。
ココがおすすめ
- 国内用WiFiレンタルサービスでユーザー数が全国No1
- ポケットWiFi、WiMAX含む約15種類の端末の中から好きなものが選べる
- 平日15時までの申し込みで当日発送
- 大手のレンタルサービスの中でもリーズナブルな料金
- 次回以降つかえる33%オフのクーポン券がもらえる
サイトを運営する「株式会社ビジョン」は東証一部上場企業でサービスの信頼でも高く、国内のWiFiレンタルサービスのユーザー数では2018年、2019年、2020年に3年連続で全国No1を獲得しています(東京商工リサーチ調べ)。
上で書いたTSUTAYAほどではありませんが格安で色々なWiFi端末がレンタルできるので、「どこのサービスを使えばいいかわからない...」という人はとりあえずここを選んでおけば間違いないでしょう。
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※WiFiレンタルどっとこむ公式サイトにリンク
WiFiレンタルどっとこむの主なサービス内容・料金:在庫もそこまで心配ない
レンタル料金 | 1泊2日:990円 7泊8日:3,960円 13泊14日:6,930円 14泊以上〜30泊31日まで:7,425円 30泊31日以降:1日ごとに239円 ※ SoftBank E5383 無制限プランの場合 |
オプション | 安心保証サービス、モバイルバッテリー 無線子機、カーチャージャーUSB USBx4ポートACアダプター ※ すべて有償のサービス |
配送料 | 1台:550円、2〜4台:1,100円 |
返却料 | 宅配返却:実費 空港返却1台:550円 空港返却2〜4台:1,100円 ポスト返却1台:517円 |
取り扱い端末 | 501HW / 601HW / E5383 / 801ZT WN-CS300FR / GW01 / T6 W6 / WX06 / FS030W GlocalMeなど |
通信速度 | 150Mbps〜1.2Gbps(端末によって異なる) |
発送 | 13時までの申し込みで原則即日発送 |
受け取り方法 | 宅配、コンビニ、空港カウンター、渋谷ちかみちなど |
返却方法 | 宅配、ポスト |
支払い方法 | クレジットカード |
上の書いているSoftBank E5383 無制限プランをレンタルした場合、1泊2日だと990円(1日495円)ですが、1ヶ月借りても7,425円(1日約239円)。
自宅にネット回線を引くよりもちょっと高い程度の値段で借りられます。
また利用したプラン内容によって次回以降使える33%OFFのクーポン券がもらえることがあるので、次に借りるときはさらに値段を下げることもできます。
これは他のレンタルサービスでも言えることですが、どの端末にすればいいか迷ったら以下のルーターから料金プランや好みでえらびましょう。
・SoftBank E5383
・SoftBank 501HW
・SoftBank 502HW
・SoftBank 601HW
私はどれもレンタルした経験がありますが、正直つながりやすさや速度はどれもそれほど変わりません。
何度も言うようにSoftBankがカバーする電波の範囲は広くて、日本なら大抵の場所で使うことができます。
端末の受け取りは自宅の他、コンビニでも受け取ることができます。
意外とコンビニで受け取りができるレンタルサービスは希少です。
TSUTAYAと違ってよほどの繁忙期でなければ希望の端末の在庫があるのも強み。
私も2019年のGW(10連休でアクセスが集中する時期)にここを利用しましたが、ちゃんと希望の端末をレンタルできました。
もし仮に申し込むときに急な在庫切れがあっても、端末によっては同等以上のものを宅配してくれます。
返却もポストに投函するだけでOK
WiFiレンタルどっとこむのサービス利用の手順は以下の通り。
- レンタル期間を決めて申し込む
- ルーターが宅配で届くので使う
- 期限になったら宅配またはポストに返却して完了
受け取りもそうですが、返却するときも付属の封筒にセット一式を入れてポストに投函するだけで楽。
WiFi端末はここ数年で性能が一気に上がっているので、「WiFiルーターってなんか繋がりにくいイメージなんだよなあ...」という人ほど実際に使ってみたら驚くと思います。
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※WiFiレンタルどっとこむ公式サイトにリンク