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【VDSL】ソフトバンクAirとソフトバンク光どっちがおすすめ?通信速度も解説します

投稿日:2021年6月13日 更新日:

 

「うちのマンションがVDSLしか使えないんだけど、通信速度遅いって聞くんだよなあ。ソフトバンク光とソフトバンクAirだとどっちがお得なんだろ...」

 

この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。

 

VDSL回線を使っているマンションでは光回線方式よりもかなりネットの通信速度が遅くなってしまいます。

 

そういった状況でソフトバンク光とソフトバンクAirを導入する場合、どちらを使えば良いのでしょうか?調べてみました。

 

目次

速さならVDSLでもソフトバンク光(光回線)、手軽さならソフトバンクAir

 

まず結論から言うと、VDSL方式でソフトバンク光とソフトバンクAirで悩んでいるなら、以下のように考えるのがおすすめです。

 

  • ソフトバンク光:通信速度と安定性を優先したい人
  • ソフトバンクAir:回線工事がめんどくさい人・すぐにネット回線を使いたい人

 

基本的にはVDSL方式でもソフトバンク光のほうが実際のネットのつながりやすさ、通信速度は優れています。

 

ソフトバンク光以外でも、ドコモ光などの光回線であれば、v6プラスという接続システムが利用可能ならVDSLでも基本的には通信速度はそこそこ良好です。

 

しかしソフトバンクAirも利点がないわけではなく、

  • どうしても回線工事がめんどくさい人
  • 早めにネット回線を利用したい人
  • ネットゲームや動画をそこまで見ない人
  • あまり今の家に長く住まない人
  • 配線がごちゃごちゃするのが好きじゃない人

...こういった人であれば、工事なしで使えるソフトバンクAirを利用するのもありだと思います。

 

VDSLは光回線でも最大100Mbpsしか出ない

 

男の子
そもそもVDSLって何なの?光回線と何がちがうの?
キリン
ざっくりいうと「電話回線と共用で使うネット回線」がVDSLだよ!

 

VDSL回線(配線)は、マンションや集合住宅でインターネットを使うとき光回線だけでなく電話回線も併用するタイプの回線です。

 

通信基地局→電柱→マンションの共用部(MDF室、EPS室など)までは光ファイバー、共用部からそれぞれの自宅までは一般電話回線(メタルケーブル)を使って配線をします。

 

引用元:https://flets-w.com/biz/zenko/about/

 

一方で最近よく導入されている光配線は、通信基地局→電線→共用部→それぞれの自宅まですべて光ファイバーのみで完結する方式です。

 

電話回線を皆でシェアするVDSLと違い、各部屋まで1本ずつ光ファイバーが引かれているのが特徴です。

 

引用元:https://flets-w.com/biz/zenko/about/

 

ややこしい説明が続きましたが、VDSLと光配線での大きな違いは通信速度です。

 

  • 光配線:最大1Gbps(=1000Mbps)
  • VDSL配線:最大100Mbps

 

このように、VDSLでは最大でも100Mbpsと、光配線の10分の1の速度しか出ません。

 

Q:Mbpsってなに?

A:わかりやすく言うと、「ネットにつながる速度を数値化したもの」です。

WEBサイトを見るなら10Mbps、YouTubeなどの動画サイトを見るなら20Mbpsあれば快適に利用できるとされています。

Mbpsには「ダウンロード(下り:ネット上でサイトや動画を見るときの速度)」「アップロード(上り:メールを送ったりファイルをネット上にアップするときの速度)」の2種類あります。

 

現在ソフトバンク光では最大1Gbpsまで速度を出せますが、これはあくまで光配線のマンションでの話。

 

VDSLのマンションでソフトバンク光を開通する場合は最大でも100Mbpsしか出すことができません。

 

キリン
まあネットをだけなら20Mbpsあれば十分なんだけど、光配線でもVDSLでもそんなに料金変わらないからちょっと損した気分になるよね...

 

ソフトバンク光・ソフトバンクAirのサービス比較

 

ソフトバンク光 ソフトバンクAir
月額料金 4,180円 4,180円(1〜12ヶ月目)
5,368円(13ヶ月目以降)
最大速度 100Mbps(VDSL方式) 261Mbps:Airターミナル2
350Mbps:Airターミナル3
481Mbps:Airターミナル4
実質速度 約50〜80Mbps(ツイッター調べ) 平均:約44.52Mbps
回線の安定性
v6プラス(IPv6)
開通日数 最短6営業日 最短2〜3日程度

※Airターミナル4は一部エリアで962Mbps

※ソフトバンクAirの実質速度はみんなのネット回線速度より引用

※スマホセットなどの割引は含めていません

 

月額料金はソフトバンク光>ソフトバンクAir

 

ソフトバンク光とソフトバンクAirの月額料金は4,180円と同等です。

 

しかしソフトバンクAirは13ヶ月目になると、入会特典である「Softbank Airスタート割(12ヵ月間)」の期限が切れてしまうため、5,368円まで料金が上がってしまいます。

 

毎月1,200円程度の出費の差はまあまあ大きいので、ネット環境を長く使う予定がある人はソフトバンク光がいいでしょう。

 

通信速度・安定性もソフトバンク光が有利

 

理論上の最大速度はソフトバンク光が100Mbps、ソフトバンクAirが481Mbps(一部地域では962Mbps)と、一見ソフトバンクAirの方が圧倒的に優れています。

 

しかし、この速度は最大値であって、実際のネット利用でいつでもこれだけのスピードが出るわけではありません。

 

当サイトが調べる限りでは、ややソフトバンク光のほうが速度が出るケースが多いように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20Mbps代という方もいますが、基本的には皆さん50〜80Mbpsの速度の方が多いようです。

 

これだけ速度があれば、基本的にはネット生活はストレスなく楽しむことができるでしょう。というか20Mbps代でも十分楽しめます。

 

また固定回線なので、基本的にはどの時間帯でも安定したネットへの接続も可能になります。

 

ソフトバンクAirは電波の安定性に難あり

 

一方でソフトバンクAirの通信速度は以下のとおりです。

 

  • ダウンロード:平均44.52Mbps
  • アップロード:6.25Mbps

みんなの速度測定(2021年6月14日分)より引用

 

男の子
たしかにソフトバンク光よりは遅いけど、ネットでつかうなら十分な速さじゃないの?
キリン
速さはまあまあだけど、ソフトバンクAirは安定性がちょっと難があるんだよね...

 

ソフトバンクAirはソフトバンク光のような固定回線ではなく、スマホと同じく基地局からの電波をキャッチすることでネットにつなげる仕組みです。

 

つまりマンションやビルなど障害物が多い場所、人口が密集している場所、利用者の多い夜間や休日だとどうしても電波がキャッチづらくなり、回線も不安定になりがちです。

 

 

 

 

ツイッターでも「日中はさほどでもないが、夜が遅い」という声が多くありました。

 

夜や休日によくネットを利用する...という人は、ソフトバンクAirの使用は一考したほうが良いかも知れません。

 

手軽さならソフトバンク光<ソフトバンクAir

 

通信速度や安定性ならソフトバンク光に軍配ですが、夜にあまりネットは使わない人や、とにかく早めにネットを使いたい人ならソフトバンクAirの方が手軽です。

 

やはり端末が届く→コンセントに挿す...というだけでネットに繋がるのはかなり魅力。

 

たとえば「自宅でスマホのギガをあんまり消費したくないけど、ネットの回線工事はめんどくさいなー」...という人ならソフトバンクAirの方が向いているかも知れません。

 

基本的にはVDSLでもソフトバンク光がおすすめ

 

このようにVDSLであっても、ソフトバンク光の方が回線の安定性など、コストパフォーマンスの点ではソフトバンクAirよりも優れています。

 

ソフトバンクAirは工事無しですぐに使えますが、VDSL対応のマンションであればすでに回線自体は引かれているので、工事も「信号がちゃんと届くかの確認」だけで済むことがほとんどです。

 

ソフトバンク光とAirで迷っているVDSL住宅に住んでいる人には、特にこだわりが無ければソフトバンク光をおすすめします。

 

VDSLでソフトバンク光の速度を改善するならIPv6高速ハイブリッドの設定が必須

 

ソフトバンク光でVDSLを利用する際、「できるだけ速度を改善したい!」という場合は追加オプションにてIPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4)の設定が必須になります。

 

オプション料金:月額513円

 

男の子
IPv6って何?
キリン
ざっくり言うと、ネットにスムーズにつながるシステムのことだよ!

 

引用元:https://ns-softbank-hikari.com/ipv6.html

 

インターネットへの接続は1990年後半から使われている「IPv4」というIPアドレスから行うのが現在でも主流ですが、ネット利用者が増加した影響で時間帯によっては回線が混雑してしまう...というデメリットがあります。

 

しかし新たに登場した「IPv6」はIPアドレスの数にかなり余裕があり(実質ほぼ無限に近い)、回線も空いているのでスムーズなネット利用が可能です。

 

WEBサイトにはIPv6にはまだ対応していないところもありますが、IPv6高速ハイブリッド対応の回線でそういったサービスを利用する際は自動的に「IPv6→IPv4」に切り替えてくれます。

他の光回線では「v6プラス」などの名称で呼ばれたりします。

 

つまりすごくざっくり言うとIPv6高速ハイブリッドは、常に空いてる道路を探して渋滞ストレスなく走れる車...とイメージしてもらえればいいかと思います。

 

ソフトバンク光の場合、プロバイダであるYahooBBがすでに「IPv6高速ハイブリッド」に対応していますが、その中継地点として光BBユニットという端末のレンタルが必要になります(上記の月513円はそのレンタル代です)。

 

キリン
「オプション込みならAirより高くなるじゃん!」って言われるかもだけど、そこそこ速い回線が安定してつながるならコスパは良いと思うよ!

 

ソフトバンク光の代理店「エヌズカンパニー」経由ならIPv6対応のルーターが無料進呈も!

 

 

【公式サイト】【ソフトバンク光】エヌズカンパニー

 

「じゃあAirじゃなくて、ソフトバンク光を申し込もう!」...という方は、ソフトバンクの店舗で申し込むよりも、ネット上での代理店経由でソフトバンク光を申し込む方がお得です。

 

おすすめは、独自のキャシュバックキャンペーンに力を入れている「エヌズカンパニー」です。

 

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特にキャッシュバックのキャンペーンに力を入れており、

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...このどちらかを選ぶことができます。

 

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追加でオプション料金を払えば光BBユニットからルーター代わりにWiFiが飛ばせる「光マルチパック」が利用できます。

しかし月額料金が1,089円とやや高額で、しかも光BBユニットのレンタル代(月513円)とは別途です。

毎月ソフトバンク光プラス1,602円と高額なオプション代が発生するので、WiFiルーターはできるだけ自前で用意することをおすすめします。

 

ソフトバンクの正規代理店である「エヌズカンパニー」からソフトバンク光を申し込みして特典Bを選べば、IPv6対応のWiFiルーターが無料レンタルできる上に、3万1,000円のキャッシュバックが受けられるので非常にお得です。

 

 

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