「求人で『軽作業』って書かれてたけど、現場行ったらめっちゃ重い荷物持たされた・・・。これって嘘じゃね?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
軽作業は「誰でもできます!」「現場の先輩が丁寧に教えます!」「むずかしい仕事はありません」...という謳い文句の求人が多いですが、いざ現場に行くとかなりハードワークだったりします。
一部では「軽作業でも重たいものを持たされるし、嘘が多いんじゃないか?」って声も上がっているようです。では、要注意な求人はどのように見分けたら良いのか、調べてみました。
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目次
軽作業に明確な定義はない=重いものを持たされる可能性も普通にある
そもそもどうして「『軽』作業」なのに20kgを超えるような荷物を運ばされるような仕事があるのでしょうか?
軽作業と言っても厳密に定義されているわけではなく、募集先の企業の判断によって分類されます。
軽作業と聞くと、体力を使わず簡単にできる仕事、軽いものを運ぶ仕事を思い浮かべますが、ある一定の体力を必要とする仕事もあり、仕事内容は幅広く、加工や整備といった製造以外の工場や倉庫などで行われる業務全般を指します。
引用元:https://www.manpowerjobnet.com/haken_guide/jobtype/light_works/
上の引用のように、何を持って「軽作業」と呼ぶのかについては明確なルールや基準などは存在しません。
極端にまとめてしまえば、「求人を出す側が『軽作業』だといえばそれが軽作業になる」ということになります。
そのため「軽作業ってなんか楽そうでいいなー」と思った応募者が現場で何十キロもある冷蔵庫や鉄板などを持たされることも普通にありえますし、求人内容にもよりますが基本的にはそういった仕事でも「軽作業です。嘘ではありません」と言えてしまいます。
私も軽作業のバイトは4年ほど経験しましたが基本的に男性でもそこまで重い荷物は持たず、楽な現場も多いです。
ただし中には何十キロもある重量物を少人数で抱えなきゃいけないシーンもありました。それでも仕事内容は軽作業に含まれます。
きつい軽作業の見分け方:内容がアバウトな求人には気をつける
「軽作業なのに重い荷物を持たされたり、きつい肉体労働があるかもしれない」...といった求人の見分け方は、その求人内容がアバウトかどうかによってある程度の推測はできます。
求人で応募される軽作業について、代表的なものは以下のとおりです。
- ピッキング
- シール貼り
- 梱包
- 仕分け
- 職人の手元補助
- 運搬・搬入
- 検品
- イベント設営
- 倉庫内作業
- ポスティング...など
この中で肉体的にそこまできつくない軽作業の場合は、「どこで・どんな商品を扱って・どんな作業をするか」というのが比較的ハッキリと書かれている傾向にあると思います。
具体的な例
- 倉庫内で文房具のピッキング作業
- アパレル商品の検品、箱詰め
- スキンケア商品へのシール・ラベル貼り...etc
当然ですが、楽な現場をねらうなら「文房具」「アパレル」など、できるだけ軽そうな商品を扱う求人がおすすめです。
ただし「検品『など』」と求人にアバウトに仕事内容が記載されている場合、楽そうな職種で注目を集めておいて、実際の現場は重労働だった...なんていう可能性もあるので気をつけましょう。
もちろんこのあたりは募集をかけている会社ごとに事情が違うので一概には言えません。アバウトな求人内容で、実際に現場でも軽いものしか運ばなくてめっちゃ楽だった...というケースもあると思います。
とはいえ、「軽作業」ではなくて具体的な作業内容が記載されている方が「予想外にハードな現場」に出くわすリスクはやはり低くなるでしょう。
「軽作業だと思っていたのに工事現場で40kgぐらいの鉄板をぶっ通しで運ばされた!」なんて悲劇を避けたいなら、求人に詳細な仕事内容が書かれているかしっかりチェックすることをおすすめします。
短期派遣だと嘘みたいにきつい現場に当たる可能性も高くなる
軽作業バイトの中には「派遣の会社に登録して単発、あるいは短期間でいろいろな現場に行く」というスタイルの人も多いですが、そうなると同じ現場で長期ではたらくよりもきつい現場に当たる可能性は高くなります。
短期派遣の場合、一口に「軽作業」と言っても扱うものは現場によってぜんぜん違うので、ある現場はめっちゃ楽でも、ある現場では嘘みたいに重いものを持たされる...というようなケースも普通にあります。
- 長期の軽作業:扱う商品はおおまかに決まっている
- 短期の軽作業:現場が頻繁に変わるので扱う商品も変わる(=重い荷物を運ぶリスクも高くなる)
現場ごとに作業内容が違う場合、きつい仕事だけをピンポイントで避けるというのはハッキリ言ってむずかしいです。
派遣会社に希望を伝えれば多少は配慮してくれるかもしれませんが、会社としてもスタッフがはたらいてくれないと儲かりませんから、きつい現場に当たらないように100%配慮してくれる・・・というのは難しいかもしれません。
むしろ現場に行ってみると、前もって派遣会社から聞かされていた作業内容とはぜんぜん違うものを運ばされる...なんてこともよくあります。
派遣会社によって軽作業での得意ジャンルも変わってくるので、「軽作業で重いものを持たされるみたいな嘘はもうイヤ!でも長期の仕事はちょっと・・・」という人は登録するときにしっかり業務の内容を確認しておきましょう。
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軽作業はなかにはきつい現場もありますが、仕事内容はむずかしくなくそこまで複雑な人間関係もないので、向いている人にはとことん向いている職種です。
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