「パソコンで履歴書作ったけど、プリントするのにコピー用紙しかない...。ペラペラだけど大丈夫かな?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
就活などでワードやエクセルのテンプレートを使って履歴書を作るとき、
印刷でこのように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
市販の履歴書はやや厚い紙でできていますが、コピー用紙は大抵がペラペラの薄い紙。
そのまま提出して印象が悪くなったらどうしよう...と考える人もいるかも知れません。
そこで、コピー用紙を使ってプリントした履歴書では面接や採用で悪影響があるのか調べてみました。
目次
コピー用紙にプリントした履歴書でも悪影響はほぼゼロ!
まず結論から言うと、コピー用紙に印刷した履歴書を提出したとしてもマイナス材料になる可能性はほとんどありません。
多くの方は応募のときに履歴書1枚と職務経歴書1枚をA4サイズで合計2枚を用意すると思いますが、
紙がコピー用紙だったとしてもなにも気にせず堂々と提出しましょう。
実際に私自身も仕事やアルバイトに応募をするときはエクセルで作ったA4履歴書2枚を
いつもコンビニで印刷して提出しています。もちろん材質はコピー用紙です。
それでも普通に書類選考は通っていますし、
面接でも「どうして厚い紙の履歴書じゃないの?こんなペラペラな履歴書はダメだよ」...みたいな指摘を受けたこともありません。
そして問題なく採用されているので履歴書の紙質についてはほとんど気にしない企業や採用担当者はかなり多いと思います。
履歴書で大切なのは紙質よりも内容
もちろんどの採用担当者も履歴書がコピー用紙でも絶対に気にしない!...と言うつもりはありません。
数は多くないかも知れませんが、「履歴書だったらやっぱりコピー用紙よりも厚い紙が普通だよね」と考える人もいると思います。
しかし考えてみれば当たり前ですが企業が応募者の履歴書をチェックする上で重視しているのは、
学歴、職務経歴、志望動機、そして自己PRなどのはず。
紙質も多少は見ているかもしれませんが、上にくらべると重要度はかなり下でもおかしくありません。
- 学歴:かなりチェックする
- 職務経歴:かなりチェックする
- 志望動機:かなりチェックする
- 自己PR:かなりチェックする
- 履歴書の紙質:ほとんど気にしない人が多い
仮に書類選考で応募してきた2人のうちどちらを通るか迷う...のようなたとえ話でよくあるシチュエーションでも、
「Aさんはコピー用紙でBさんは厚紙だ!Bさんほうが信頼できるからこちらを通そう!」...という結果になるかというと私はあまりイメージできません。
それこそ紙質などでは判断せず、自己PRなどを熟慮して判断するのではないでしょうか。
それぐらい紙の厚さというのは良くも悪くも採用にはほとんど関係ないといえます。
就活でもコピー用紙の履歴書を提出する人も多いからそこまで目立たない?
たしかに就活シーズンの大企業のように何万枚も応募がきて、自分だけコピー用紙で他の人はすべて厚い紙だと目立ってしまうかも知れません。
しかしパソコンで調べればいくらでもワードやエクセルで履歴書のテンプレートが見つかる時代ですし、
コピー用紙でプリントアウトして提出する就活生も一定数はいると思われます。
あまり目立つことに神経質になって気にしなくてもいいかと思います。
それに届いた大量の履歴書を人事部や採用担当者は要点をチェックしながら効率よくさばいていく必要があります。
人事部だと社内での異動などの処遇をまとめたり、労務管理などをすることもかなり多いですから、履歴書をじっくり見て判断する時間の余裕はあまりないでしょう。
そこで「紙質がペラペラだから落とす!」...というような判断基準でチェックしているというのは、ちょっと考えづらいです。
何度も言う通り私も何度もペラペラなコピー用紙で書類選考や面接に通っています。
悪い意味で目立ってしまったらどうしよう...と考える必要はそこまでなさそうですね。
自宅よりもコンビニ印刷のほうが見栄えがいいことが多い
じゃあ自宅にプリンターがあるから、それで履歴書を印刷して提出しよう!...という方もちょっと待って下さい。
自宅のプリンターやコピー用紙が高性能でインクもかすれないなら大丈夫ですが、
よりしっかりと印刷したいならコンビニで履歴書をプリントアウトすることをおすすめします。
理由はシンプルで「家庭用のプリンターよりもコンビニのプリンターのほうが性能が高くてハッキリ印刷ができるから」です。
自宅にプリンターがある人は印刷するときに「なんだかインクがよくかすれるなー」...というような
経験をしたことが1〜2回はあるかもしれません。
その紙を家庭内でだけ使うなら多少汚れていてもいいかもしれませんが、履歴書を印刷したときにインクなどがかすれていたり、
余計なところが汚れてしまっていたらそれこそ「ペラペラな紙を使ったこと」以上に企業に悪印象を持たれるリスクが高まります。
- 履歴書にコピー用紙を使う:そこまで悪影響はない
- 履歴書の印刷したインクがかすれてる:読みづらく悪影響与えるリスクあり
- 履歴書の余白にインクの汚れがある:「何でこの状態で提出したの?」と思われるリスクあり
もちろんこれも気にしない企業もあるかもしれませんが、わかりやすく汚れが目立つことは避けたいですよね。
その点、コンビニのコピー機は大型のいわゆる「プロ仕様」で用紙もインクも品質が高いものが多いです。
コピー用紙でOKとはいってもしっかりとした出来栄えのほうがもちろん良いので、
よほど自宅のプリンターが高性能なものでないなら1度コンビニで履歴書のプリントをしてみることをおすすめします。
それでも不安なら0.2mm程度のコピー用紙が市販の履歴書と同じ厚さなのでそれで印刷
「いろいろ聞いたけどそれでも普通のコピー用紙だと不安・・・でも手書きはめんどくさいからパソコン作成がいい」
...という方は、市販の履歴書でよく使われる厚さ約0.1〜0.2mmの紙をつかうといいでしょう。
一般的なコピー用紙の厚さは約0.09mm。履歴書に使われる紙の厚さの約10分の1です。
ちなみにコンビニでの用紙持ち込みプリントは、紙詰まりなどの機械トラブルの観点から最近ではお断りされることが多いようです。
なので自宅のプリンターで基本的に印刷することになりますが、ちゃんと機械が厚手のコピー用紙にも対応しているか事前に確認しておきましょう。
おわりに
以上、コピー用紙でプリントした履歴書を提出してもそんなに悪影響はないよ...という記事でした。
私の経験上でも怒られたり注意されたことはないので、提出しようか迷っている人は参考にしてください。