「フレッツ光からドコモ光に転用したいんだけど、YahooBBってプロバイダ変えずに使えるのかな?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
光回線サービスでは基本的に回線とは別にプロバイダと契約する必要がありますが、どのプロバイダが使えるかは回線サービスによって事前に決まっています。
回線の乗り換えの際、以前使っていたプロバイダが次の光回線サービスでもそのまま利用できるなら便利ですよね。
しかし「ドコモ光ではYahooBBが使えない!」....という評判がありますが、これは本当なのでしょうか?調べてみました。
目次
ドコモ光では原則YahooBBをプロバイダで契約できない
まず結論から言うと、ドコモ光では基本的にYahooBBをプロバイダとして契約することはできません。
「基本的に」と書いたのは、ドコモ光のプランはぜんぶで4種類あり、その中の2つ「単独タイプ」「ドコモ光ミニ」であればYahooBBを契約できるからです。
【ドコモ光のプランと選べるプロバイダ(ケーブルテレビ)数】
- タイプA:プロバイダ数18
- タイプB:プロバイダ数6
- 単独タイプ:自分でプロバイダを選択
- ドコモ光ミニ:自分でプロバイダを選択
※プロバイダの代わりにケーブルテレビ回線で契約できる「タイプC」プランもありますがここでは割愛
【タイプA提携プロバイダ一覧】
引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/provider_list/
【タイプB提携プロバイダ一覧】
引用元:https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/provider_list/
このようにタイプA、タイプB、では選べる提携プロバイダがあらかじめ指定されていますが、単独タイプかドコモ光ミニは契約者が自由にプロバイダを選ぶことが可能です。
単独タイプ、ドコモ光ミニはどちらも割高
ドコモ光は基本的にタイプA、タイプBのどちらかを選ぶことでプロバイダ料金と光回線の料金をセット割で安く利用できます。
しかし単独タイプ、ドコモ光ミニはどちらもプロバイダ料金が回線料金とは別途でかかるプランなので、YahooBBを契約してもセット割が効かず月額料金がプランAやプランBよりも割高になってしまいます。
タイプA | マンション:月4,400円(プロバイダ料金込み) 戸建:5,720円(同上) |
タイプB | マンション:4,620円(プロバイダ料金込み) 戸建:5,940円(同上) |
単独タイプ | マンション:4,180円+プロバイダ料金 戸建:5,500円+プロバイダ料金 |
ドコモ光ミニ | マンション:契約不可 戸建: 2,970~6,270円+プロバイダ料金 |
※全プラン1ギガ・2年定期契約の場合
現在、YahooBBのプロバイダ料金はスタンダードの場合、「マンション:月1,045円」「戸建:月1,320円」です。これを単独タイプとドコモ光ミニに追加すると以下の通り。
【月額利用料金】
- 単独タイプ(マンション):月5,225円
- 単独タイプ(戸建):月6,820円
- ドコモ光ミニ(戸建):月4,290円〜7,590円
...タイプAと単独タイプをくらべると800円〜1,000円近い差になります。1年で計算するとおよそ1万円前後。
ドコモ光ミニも月のデータ使用量が200MB以下なら少しだけお得ですが、250MBを上回るとタイプAの料金を上回ります(200MB以降は10MB使用ごとに33円加算)。
250MBはWEBサイトを180ページ(1日6ページ換算)以上見ると超える可能性が高まりますし、YouTubeやNETFLIXなどの動画サービスをだとすぐにオーバーしてしまいます。
「プロバイダを自由に決められる」という点をどう考えるかですが、よほどYahooBBにこだわる人でない限り、料金の面でも契約の面でもドコモ光が指定しているプロバイダから選ぶことをおすすめします。
YahooBBのオペレーターに電話をつなぐ方法と解約の注意点
YahooBB(含むYahooサービス全般)はとにかくコスト削減をしたいのか、普通に電話をかけて番号を選択してもオペレーターにはつながらず、延々と自動音声をぐるぐるとたらい回しにされてしまいます。
WEBサイトからでも解約手続きはできますが、「電話のほうがわかりやすいからそっちで手続きしたい!」という方におすすめな、有人のオペレーターに電話をつなげる方法が以下のとおりです(「ノリフネ!~乗りかかった船~」さんからの引用)。
- フリーダイヤルの頭に「184」をつけて、「184-0120-981-030」にかける
- 契約時に登録した電話番号、カスタマーIDを求められるまで自動応答を進める(分岐は多岐にわたります)
- 電話番号(携帯)→「000-0000-0000」と全て「0(ゼロ)」を入力(ハイフン不要)
- カスタマーID下4桁→「****」と全て「*」を入力。
- 「認識できないので、もう一度入れてください」と案内される
- 合計で、電話番号とカスタマーIDの入力を3回行う
引用元:https://norifune.com/products_and_service/internet/yahoobb_operator
より詳しい手順は引用サイトを参考にしてもらうとして、多少手間はかかりますが、オペレーターにつながることで解約の手続きをよりスムーズにすることができます。
またYahooBBでは手続きをしたらその場ですぐに解約OK...ではなく、基本的には申し込んだ月の末日に解約という形になります(以下は「わたしのネット」さんからの引用)。
解約を受け付けた月の月末が契約終了日となるため、月途中の解約であっても月額料金は日割り計算されません。
ただし、Yahoo!BBを当月末までに解約したい場合は、解約希望日10日前までの電話連絡が必要です。
月末ギリギリに解約の電話をしてしまうと翌月の料金も発生してしまいますので、最低でも解約希望月の20日までには解約手続きを行いましょう。
引用元:https://flets.hikakunet.jp/yahoo-bb-cancellation/
いま契約している光回線やプロバイダから乗り換える(転用する)場合、解約日が乗り換える日よりも前にならないように注意しましょう。
ドコモ光乗り換え(転用)でおすすめプロバイダはGMOとくとくBB
ドコモ光ではタイプA、タイプBあわせて24種類のプロバイダと提携していますが、1番のおすすめは「GMOとくとくBB」です。
【公式サイト】GMOとくとくBBのドコモ光
おすすめポイント
- 月額料金の安い「ドコモ光:タイプA」に対応
- v6プラスに対応で通信速度も早い
- 回線の開通までWiFiのレンタルが可能
プラン | タイプA |
月額料金 | マンション:月4,400円(プロバイダ料金・光回線料金込み) 戸建:5,720円(同上) |
通信速度 | 上下最大1Gbps |
平均通信速度 | 下り:283.45Mbps 上り:197.86Mbps |
v6プラス | 対応 |
キャッシュバック | 最大20,000円 |
無線LAN無料貸し出し | ・BUFFALO:WSR-2533DHP3【おすすめ】 ・NEC:Aterm WG2600HS2 ・ELECOM:WRC-2533GST2 |
※平均通信速度の引用元:みんなのネット回線速度 2021年6月12日現在(https://minsoku.net/speeds/optical/services/docomo-hikari/providers/gmo-tokutoku-bb)
GMOとくとくBBは、その名前からイメージできるようにGMOグループが提供するプロバイダーサービスです。
通信速度などのサービスでユーザーからの評判は非常に高く、オリコンの顧客満足度調査では数あるプロバイダの中で2年連続で1位にランクインしています。
引用元:https://gmobb.jp/
ドコモ光のプランにはタイプA、タイプBがありますが、GMOとくとくBBはより料金が安いタイプAに属しているので、タイプBにくらべると年間2,640円(月220円)安くネット回線が利用できます。
Q:タイプAとタイプBでどうして料金がちがうの?
A:提携しているプロバイダ会社が違うからです。タイプBはプロバイダ会社の都合により、タイプAよりも220円高くなっています。
基本的なサービスやネットのつながりやすさ(※通信速度ではない)にはほぼ差はないので、とくにこだわりが無ければ月額料金の安いタイプAの中からプロバイダを選ぶのがおすすめです。
v6プラスに対応済みで混雑ストレスのないネット利用が可能
GMOとくとくBBでは「v6プラス」という接続システムを採用しており、夜間や休日など一般的にネット回線が混雑する時間帯でも通信速度が遅くなりにくい...というメリットがあります。
引用元:https://gmobb.jp/service/docomohikari/v6/
インターネットへの接続は1990年後半から使われている「IPv4」というIPアドレスから行うのが現在でも主流ですが、ネット利用者が増加した影響で時間帯によっては回線が混雑してしまう...というデメリットがあります。
しかし新たに登場した「IPv6」というIPアドレスはまだまだ接続ユーザーが少なく、回線も空いているのでスムーズなネット利用が可能です。
WEBサイトにはIPv6にはまだ対応していないところもありますが、v6プラス対応の回線でそういったサービスを利用する際は自動的に「IPv6→IPv4」に切り替えてくれます。
ちなみに「v6プラス」は「IPv4 over IPv6接続サービス」の略称です。
つまりすごくざっくり言うとv6プラスは、常に空いてる道路を探して渋滞ストレスなく走れる車...とイメージしてもらえればいいかと思います。
ドコモ光プロバイダの中で通信速度はNo.1
インターネットの通信速度をまとめている「みんなのネット回線速度(みんそく)」さんの調査によると、GMOとくとくBBは2021年6月12日現在で「ドコモ光タイプA対応のプロバイダ18種類」の中で約270〜280Mbpsで回線速度1位を獲得しています。
引用元:https://minsoku.net/speeds/optical/services/docomo-hikari/provider_rankings
Q:Mbpsってなに?
A:わかりやすく言うと、「ネットにつながる速度を数値化したもの」です。
数字が大きくなるほど、幅広くて空いてる道路のように、スピーディーに情報を送ることができます。
WEBサイトを見るなら10Mbps、YouTubeなどの動画サイトを見るなら20Mbpsあれば快適に利用できるとされています。
そう考えるとGMOとくとくBBの約280Mbpsは「普段のネット利用には何の問題もない、超快速の通信速度」だといえるでしょう。
通信速度は日によって数値が変わるのでこのランキングがずっと固定ではないものの、現状では2位の「ドコモnet」との回線速度の差は約25Mbpsなので、僅差ではなくまさに頭ひとつ抜けた1位だと考えていいでしょう。
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※公式サイトにリンクします
VDSL回線でも特にストレスを感じずにネット接続ができる
VDSL形式のコンセント。電話回線にモジュラージャックを挿してモデムとつなぐ
ちなみに、この記事を書いている私(キリン)の自宅マンションは光配線形式ではなく、VDSL形式という旧式のネット配線が使われていますが、自分自身もドコモ光とGMOとくとくBBの組み合わせでストレスを感じずに快適にネット利用ができています。
【VDSL配線方式ってなに?】
ざっくりいうと、電話回線と光ファイバーを併用するネット回線のこと。光ファイバーのみで使える「光配線方式」とくらべて通信速度が10分の1とかなり遅い。
・光配線:最大1Gbps(=1000Mbps)
・VDSL配線:最大100Mbps
つまり自宅の回線がVDSL方式だと「最大で1Gbpsまで使えますよー!」という通信速度がウリのドコモ光でも、最大で100Mbps
しか出すことができません。
それでも私はGMOとくとくBBのv6プラスと高性能ルーター(BUFFALO:WSR-2533DHP3)のおかげで、回線が混雑しがちな夜間でも常時70Mbps程度の通信速度は出せています。
Fast.comという通信測定サイトにて計測した結果(78Mbps)
みんなの回線速度のランキングに出ているほどの速さではありませんが、78Mbpsくらいの速度があれば「ネットに全然つながらん!あーイライラする!」ということはあまり起きないはずです。
v6プラス対応WiFiルーターの無料レンタルもOK
GMOとくとくBBでドコモ光を契約すると、ネット利用に必要なWiFiルーターを無料で貸し出してくれます(もちろんレンタルせずに自前でルーターを用意することもできます)。
【貸し出しルーター一覧】
- BUFFALO:WSR-2533DHP3【おすすめ】
- NEC:Aterm WG2600HS2
- ELECOM:WRC-2533GST2
どの端末もv6プラスには対応していますが、どれにしようか迷っているならどこでも安定して回線がつながりやすい「BUFFALO:WSR-2533DHP3(下の画像の左端の端末)」を選んでおけば問題ないでしょう。
引用元:https://gmobb.jp/service/docomohikari/v6/
GMOとくとくBB契約で独自のキャッシュバックサービスあり
引用元:https://gmobb.jp/service/docomohikari/
GMOとくとくBBの公式サイト窓口からドコモ光のセット割を申し込むと、最大20,000円のキャッシュバックと最大2,000ポイントのdポイントが貰えます。
【キャッシュバックキャンペーン詳細】
引用元:https://gmobb.jp/service/docomohikari/campaign/#area
- ドコモ光:5,500円
- ドコモ光+ dアニメストア:10,000円
- ドコモ光+ dTV:10,000円
- ドコモ光+ DAZN for docomo:15,000円
- ドコモ光+ スカパー!:15,000円
- ドコモ光+ひかりTV for docomo:18,000円
- ドコモ光+ひかりTV for docomo + DAZN for docomo:20,000円
【ポイントキャンペーン詳細】
引用元:https://gmobb.jp/service/docomohikari/campaign/#new20000
キャッシュバックの最大還元を受けるにはひかりTVとDAZNのオプション契約が必要ですが、何のオプションに加入しなくても最低5,500円は還元されるのはうれしいですよね。
このように、高額なキャッシュバックキャンペーン、快適に使えるネット通信速度、WiFiルーターの無料レンタルなど、顧客満足度ランキング1位も納得のプロバイダとなっています。
YahooBBからどのプロバイダに乗り換えようかな....と迷っている方は、ぜひGMOとくとくBBを検討してみて下さい。
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※公式サイトにリンクします